ヤキュウ

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野球観戦といってもプロ野球、高校野球、メジャーリーグ、と色々な野球があります。
イギリスの「クリケット」に起源を発し、アメリカで誕生した「ベースボール」は日本に渡り、野球になりました。
「野球」という言葉を作ったのは正岡子規だそうです。彼は自分の名前の「のぼる」にかけて「野ボール」と付けたそうです。
アメリカのベースボールではやはりパワーとパワーのぶつかり合いや華やかなスター選手に重点を置いているように思います。
しかし「野球」は、パワーよりも技術、そして何よりも精神面やチームワークに重点を置いていると思います。
アメリカの「ベースボール」に引け劣らない「野球」は、それが根源だと思います。
こうした「野球」の精神面の強化は高校野球で培われるのではないでしょうか。
その大きな要因は「甲子園」の存在です。
地元の期待を背負って出場する「甲子園」では、自分自身との戦いです。送りバントの自己犠牲の精神、猛暑の中で9回を投げ抜く投手。一球一球に集中する選手。
一球一球に向かう選手は、非常に大きなプレッシャーがかかっていると思います。これに打ち勝つには相当な精神力が必要だと思います。
  
しかし、高校野球には、そのプレッシャーを分かち合える仲間がいます。だから、野球をしている時、楽しくてしかたないように見えます。高校野球は気持ちを一球のボールに込めて、仲間達と気持ちを伝え合うスポーツかもしれません。
もうすぐ、オリンピックの野球がはじまります。日の丸を背負った代表選手は、高校球児のような熱い気持ちと、強い精神という鎧をまとい、世界と戦ってほしいです。

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