深紅

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仙台市を本拠地とする東北楽天ゴールデンイーグルス。
ホームスタジアムは、市の中心部にある県営宮城球場。高校野球の大会などで市民に親しまれてきた球場(1950年竣工)である。この球場をオフシーズンの間(130日間)に約30億円の費用をかけて改修し、約2万人収容の本格的なベースボールスタジアムとした。
スタジアムの内外は、チームカラーであるクリムゾンレッド(深紅、えんじ)をメインに濃いグリーンとゴールド(一部に茶色も使用)を補色とした統一感のあるカラーリングでまとめられている。
クリムゾンレッドは、選手の燃える闘魂を表す色であり、ファイトあふれるプレーをイメージしたもの。もちろん座席はこの色で統一され、イメージアップがはかられている。ファンの多くはチームカラーのファッションで来場するから、こうしておけば(仮に空席があったとしても)、スタジアムはチームカラー一色になる、といった狙いも含まれているそうです。
補色のグリーンは、杜の都・仙台にちなんだ色。スタジアム周辺が公園であり、自然の緑との調和も考えての選択だ。
ゴールドはユニフォームのマークの縁取りにも使われているが、これはゴールデンイーグル、東北地方に生息する特別天然記念物、イヌワシの英語名のゴールデンをイメージしたもので外壁などにも使われている。
入場ゲートは、3塁側(ホーム)が濃いグリーン、1塁側(ビジター)が明るいブルーに塗り分けられている。
フェンス広告にカラーを認めているのも、新しいスタジアムらしいところ。目立つところではないが、トイレの床にベースの絵が描かれているなど雰囲気づくりも工夫されている。マンホールのふたやゴミ箱もクリムゾンレッドに塗られています。

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