こんにちは。兵庫県姫路市の塗替え・塗装・防水工事の朝日塗工です。
平成は感情を擦り減らす仕事で人間が磨耗しています。
平成は感情を擦り減らす仕事で人間が磨耗しています。
ビジネス雑誌「週刊ダイヤモンド」にとると、入社早々に会社を辞めた若手50人に話しを聞いた。
辞めた理由は大きく分けて3つ。
「自分が成長できる実感がない」「尊敬できる上司がいない」「入社前のイメージと違う」
おいおいそんなことで辞めるのか!こらえ性のないやつだ!
こんな声に反論する人がいます。あなたみたいに頑張れた世代は幸せだったんです。
バブル経済の崩壊からすでに15年あまり。ネットアンケートによると、大企業に勤める20代の正社員1000人のうち85%が転職を考えたことがあると答えています。
バブル崩壊で、従業員に安心感を与えていた年功序列制度が機能しなくなり、その恩恵にあずかれない若い世代には先が見えない不安にあえいでいます。
職場の余裕のなさにも危機感を抱きます。上司が仕事を通じて部下に必要な知識や技術を身につけさせる伝統が失われ、すぐに即戦力になることを求められる。社員はプレッシャーに苦しんでいます。
現代は「感情」を駆使する労働の比重が高くなっています。生活が豊かになってくると、人はサービスにお金を払い、その対価としてより充実した快適さを求める。
人にサービスをする仕事はモノを売るのとは比較にならないほどの濃密なコミュニケーションを必要とします。誠実に対応すればするほど、時にわがままな客に振り回されて「感情」をすり減らしています。
たまには「スルー力」、物事を適度にやり過ごす力が大切かもしれません。
しかし、へたにスルーすれば、無責任と叩かれかねません。平成時代のストレスを飼いならすのは容易ではないですね。