グリーン

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5月は「緑」がテーマです。 目が疲れたときに遠くの緑を見るなど、緑が心身の疲れを和らげる効果はよく知られています。特に新緑の季節は、身近な自然の中に溢れるみずみずしい色合いが美しく感じられます。
風薫る5月になりました。木々や植物の緑色が目に鮮やかで、気持ちも爽やかになりますね。森林や植物をあらわす緑色は、私達に安らぎを与え、心身をリフレッシュさせる力を持っています。
ストレス緩和に有効とされる森林浴も、特に都市部にお住まいの方にはなかなか機会がありません。しかし、お部屋に観葉植物を置く、緑の風景画などを飾ることが、心身の疲れを癒す手軽な手段となります。
「色彩調節」という言葉は、病院の手術室のトピックで広く知られるようになりました。手術時に赤い血を見たあと、白衣や白い壁に目を移すと、反対色の青緑が視界に浮かぶ補色残像現象が発生します。
この対策として手術着や手術室の壁の色を青緑系にすれば、「補色残像」が緩和できるわけです。
今や「色彩調節」は、効率や安全性の高い環境をつくるために、様々な分野で利用されるようになりました。
現在は、さらに心理面も考慮したカラープランニングが行われています。 近ごろ「ヒーリング」がブームになっています。
色の知識がなくても、人は疲れた時に“緑”を求めます。
仕事の合間に飲む一杯の緑茶は、ヒーリングのための手軽で有効な手段。また、クロロフィル(葉緑素)を含む緑野菜を摂るように心がければ、疲れた体が弱アルカリ性になり、疲労回復の効果が期待できます。
“緑”を飾り“緑”を食す…。食卓に緑を多用することで元気がよみがえります。

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