リーダーシップ

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あなたの周りにも、グチっぽい人やネガティブな発言ばかりくり返す人がいるだろう。そしてほぼ間違いなく、そうした人は周囲から低い評価を受けています。
なぜなら、ネガティブな発言をすると「弱さ」をアピールしていることになるそうです。グチ一つこぼすために自分の弱さを触れ回っています。
だから、仕事のできる人、特にリーダーとして大成するような人は、ネガティブな発言をほとんどしないそうです。むしろ反対にポジティブなことばかりを口にします。
また、彼らは「自分を奮い立たせる能力」を持っています。心理学ではこれを「セルフリーダーシップ」といいます。
つまり、自分自信に対してリーダーシップを発揮する力、ということになります。
セルフリーダーシップの条件として、心理学者ガンター・ミューラーは
・ポジティブシンキング(建設的思考)
・積極的行動
・自己報酬
の3つを挙げています。
「ポジティブシンキング」と「積極的行動」はわかりますが、「自己報酬」とは、自分で自分に報酬をあげることです。つまり、なんらかの「ご褒美」を用意することです。
人間は、ご褒美の発生しない行動は「消去」されるようにできているそうです。
例えば、子どもにとっての最高のご褒美は、母親の褒め言葉になります。子どもは母親から褒められた行動は何回も繰り返すそうです。一方、母親から無視された行動は、子どもの中から消去されるそうです。
がんばっているのに誰も認めてくれないのなら、もうがんばることをやめてしまう。
だから、がんばった時には自分を褒め、時にはお金やお酒や旅行などの報酬を自分で用意することが大切なのだ。
リーダーの資質のある人は、自分自身に対してもリーダーシップを発揮できるのである。

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