国民総幸福量

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんばんは。兵庫県姫路市の朝日塗工の小田淳です。
塗装・塗替え・防水工事をしております。
先日、ブータン国王夫妻が来日致しました。
 
ブータン国王夫妻は被災地を訪問しておりましたが、何より心に沁みたエールがありました。
『いかなる国の国民も決してこの様な苦難を経験すべきではありません。 しかし、仮にこの様な不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは、日本と日本国民だ。そう私は確信しております。』 
お世辞や、社交辞令では無く、とても純粋な言葉を、日本の国会で聞けました。
ブータン国を調べてみると様々な国柄、現状、国民の在るべき姿が見えてきました。
 
人口70万人程の小さな貧しい国ですが、“質素・謙虚”を重んじる国柄であり、経済的裕福よりも、精神的裕福を心がけてきた、今の世界の何処よりも幸福な国であり、貴重な国なのです。
精神的に裕福である事は、ご夫妻の笑顔からも拝見出来ます。
 
国王とは言え、とても質素な暮らしをしているのも事実でありました。
 
この、国民総幸福量とは、明治時代位からブータンでは言い伝えられてきた教えであるそうです。
ブータン国はそれを今でも重んじている気持ちが素晴らしいと思います。
 
これまで日本は、様々なめまぐるしい変化をしてきました。
こんな島国でも世界から、一目置かれる先進国のひとつであります。
そこまで築き上げてきた日本の底力は凄い!
 
だけど、今回のブータン国王のエールを聞いて、嬉しさと羞恥が半々の複雑な気持ちにもなりました。
被災地への義援金も、ブータン国からすれば破格です!
 
だけどブータン国王は、物質よりも、日本国民の為に、精神的裕福の精神を、はるばるブータンから運んで来てくださった様に感じてなりません。
 
経済面も人口面も、ブータン国よりか遥か上の我が国日本ですが、国民総幸福量でははるか下をいっているのではないでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*