自然発火にご注意を。

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季節が夏に向かい、気温が上昇しております。昼間の運転中は、エアコンが必要になってきました。
塗料やワックスを拭き取った布、油が染み込んだ紙、養生に使ったシートなどを、山積みしたり、容器にまとめて入れたり、ビニール袋に入れたまま放置しておいた場合は、自然発火を起こす恐れがあります。
塗料やワックスなどの油類は、酸化反応することで発熱します。
その主な条件は「酸素」「温度」「密度」の3つ。油類は酸素に触れることで酸化し、酸化熱を発生。その熱エネルギーは、温度が高い状態でさらに増幅します。そして、密度が高ければ高いほど熱がこもり、発火につながるのです。
塗膜(塗料が固まって膜となったもの)は、薄く塗り広げられた状態のため、熱がこもることはなく、自然発火は起こりません。
一般的な塗膜の厚みでは、酸化反応による発熱より熱放射の方が早く、熱エネルギーが蓄積されることがないからです。
お客様ご自身で塗装される場合は、ご注意下さい。

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