JAPAN FOOD

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おはようございます。朝日塗工です。もうすぐ夏ですね。暑くなってくると、どうしても喉が渇いてきます。
最近、水の代わりに清涼飲料水などをがぶ飲みして、子供のうちから糖尿病を発症するケースが問題になっています。
これからオリンピックの始まる、8月まで、スポーツ飲料、ファストフードの広告が新聞、テレビ、雑誌に登場することになります。そのことによって、スポーツ飲料という名の単なる清涼飲料水がどれだけ「脳」に焼き付けられるのでしょうか?スポーツ少年への影響は計り知れないものがあります。

それにしても、堂々と新聞の一面に「コカコーラ」の文字が踊る!!考えてみれば、すごい国ですね。子供が糖尿病になるのは、大人の責任なんです。大人が砂糖を子供に与えている状況を作っています。
家庭に清涼飲料水、菓子パン、ハンバーガー、スナック菓子、ケーキ、アイスクリームなど砂糖を多く含む食品が溢れていませんか。このような食品はアルコールと同じように高エネルギーの割には大切な栄養素がほとんど含まれていません。また、「エンプティー・カロリー」「栄養素がほとんどないカロリー」の食品とよばれており、普段から取りすぎないよう注意しなくてはなりません。
私たち人類は太古の昔から、喉が渇いたら水を飲んできました。そんな動物が代わりに砂糖水を飲むと、すぐにのどが渇き、また砂糖水が欲しくなるという悪循環に陥ります。砂糖を取りすぎると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されますが、血液中にインスリンが増えすぎた状態が長く続くと、糖尿病をはじめいろいろな生活習慣病の原因になっています。
疲れた時やイライラした時に、少量の砂糖をとると元気回復に役立ちますが、砂糖の取りすぎが慢性化すると、全身の血管をいためて、健康を蝕んでしまう心配があります。
特に沖縄は戦後アメリカ領となり、アメリカの資本の導入でスーパーやファストフード店などが乱立しました。あっという間に欧米並みに脂肪と砂糖を取りすぎる食習慣が浸透してしまいました。その結果、若い世代の糖尿病が急増してしまったのです。
このように、昔ながらの生活様式があまりに急に変化してしまうと、体の方がついていけず、生活習慣病が引き起こされてくると考えられています。日本でも昭和30年代に始まった高度成長時のわずか10年ほどで、生活様式が欧米式のライフスタイルへ急激に変化しました。便利な生活とひきかえに生活習慣病が急増したわけです。
子供の健康を考える上では、もう一度、先祖伝来の生活習慣を見直してみることが大切です。和食生活に変えてみてはどうでしょうか。
まずは、朝ごはんをパン食から米食に変えましょう。スナック菓子やジュース類は絶対に買わない。置かない。そして間食は「おにぎり」にしてみて下さい。ある保育園では、間食に「おにぎり」を出しています。おにぎりの嫌いな人はいないと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*