巨人小笠原道大内野手が西武との日本シリーズ第二戦の7回、星野から左手に死球を受け、負傷交代した。
直後はその場に倒れ込んで、しばらく起き上がれないほどだった。ベンチで治療後に出場を続けたが、痛みが引かず退いた。
直後はその場に倒れ込んで、しばらく起き上がれないほどだった。ベンチで治療後に出場を続けたが、痛みが引かず退いた。
しかし、11月4日の西武ドームでの第三戦に強行出場した。
ガッツがほえた。拳を突き上げた。1点リードの八回。小笠原が小野寺の内角直球をフルスイング。魂が乗り移った白球は、レオ党の悲鳴が響く右翼席へ弾丸ライナーで突き刺さった。
「たまたま、たまたま。本当に反応だけで、無我夢中で打ったよ」
満身創痍(そうい)。それでも、弱音は吐かない。
それが小笠原道大の「サムライ魂」だ。
それが小笠原道大の「サムライ魂」だ。
巨人は6対4で勝利した。
最強3番打者が、驚異的な精神力で痛みに耐え、西武の前に立ちはだかる。