おはようございます。兵庫県姫路市の朝日塗工です。

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西武ライオンズが優勝しました。渡辺監督は就任1年目にして凄いですね。ちなみに渡辺監督が尊敬する人は、ID野球のノムさんと武田信玄みたいです。
 
織田信長は恐怖で部下を利用し、武田信玄は家臣を愛する事を基本姿勢としたそうです。
信玄の名言に「人は城 人は石垣 人は堀 なさけは味方 あだは敵なり」という言葉があります。 もともと城とは、敵から守るための防衛施設です。そして、その防ぐために構成するものの基本は、「堀」「土塁」「石垣」の3点です。
信玄の言葉にある城と堀は、その城を守るためにとても重要なものです。その重要な城や堀と同じように、いや、それにもまして、人が重要であると言っているのでしょう 。
堅牢な城郭を築くよりも、優秀な人材を集めることが重要であるという信玄の配下には、山本勘助以下「武田二十四将」と呼ばれる知将、勇将が揃っており、武田家の勢力拡大に大きく貢献しました。
チームワークのよさというものは、個人個人の特性と能力を活かして、一体となって組織力が発揮できるよう集団でなければならないのです。そして、それぞれがひとつの理念の下で、心を通わせ、互に協力する団結が必要です。
それを孫子は、「常山の蛇」にたとえています。用兵というのは、常山の蛇の様に、頭を狙われたら、尻尾が攻撃する。また尻尾を狙われたら頭が攻撃してくる。 という様に、体全体が一丸となって敵に当たるのが理想だということです。
 
また信玄は、「甘柿も渋柿も、ともに役立てよ」と言っています。また、「自分は決して人をつかうのではない。わざ・意欲を使うのである。その人の持ち味である能力を殺すことがないように人を使ってこそ、心地がよい」とも言っています。
 
城の美しさは高くそびえる天守閣だったりしましたが、本当に美しいのはその城の石垣かもしれません。その城を守る人々と同じように、それぞれの石がその形の特徴を生かして緊結し城を支えている姿は、技術的、技巧的、芸術的にとても美しいものです。

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