色と光

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私たちの周りにある無数の色や物も、暗闇では何も感じることはできません。
これは視覚が光と深く関係していることを示しています。
私たちに色や物体を見せてくれる光とはいったいどんなものでしょうか?
 
光は目を刺激して色体験をおこさせますが、色々な波長からなる電磁波です。人の目に見える電磁波はその波長の中で380nm~780nmの領域だけで、可視光と呼ばれます。
光をプリズムに通すと光が分散し、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の色の連続変化を見ることができます。
光は物体に当り、物体が反射した光が目に入り、視神経から脳に伝達され色や形を捉えることができるのです 。
 
スペインの闘牛では、赤い布をヒラヒラさせて牛を誘いますが、 実は、牛には色覚がほとんど認められず、白、黒、グレー でしか見えていないということです。
どうやら牛は布の動きに興奮して向かってくるようです。赤い布は観客の興奮をさそうためのものだったのですね。

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