松下幸之助さんが、日本の伝統精神がきわめて優れた考えであるとおっしゃられています。
第一は、「和を以て貴し」
平和愛好の精神です。およそ1400年も前に、この「和」の精神が聖徳太子によって掲げられています。
第二は、「衆知を以て事を決す」
つまり民主主義です。古事記にも八百万の神々が相談して事を決したとあります。
第三は、「主座を保つ」
古来日本人は常に主座を失わずに外来のものを消火吸収し、日本化してきました。
この和、衆知、主座という3つの柱を守っていくことが、日本にとっても会社にとっても個人にとっても大切かもしれません。