ペンギン

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長崎県西海市の動植物園「長崎バイオパーク」のペンギンをバッグに詰めて盗んだとして、県警西海署は27日、福岡市西区女原、ペットショップ店長を窃盗容疑で緊急逮捕しました。
27日午後3時半頃、雌のフンボルトペンギン1羽(体長約50センチ)をキャリーバッグ(高さ約55センチ、横約35センチ、奥行き約25センチ)に入れて盗んだ疑い。
 
容疑者は「ペンギンを捕った」と容疑を認めているという。
同署は、盗んだ方法や動機を追及している。
不審な行動をしていた容疑者を調べたところ、キャリーバックにペンギンが入っていた。
ペンギンはけがなどはしておらず、容疑者は当初、「ペンギンを返しにきただけだ」と話していたという。
フンボルトペンギンは、南米に多く生息。ワシントン条約で売買が禁止され、飼育するには環境省の許可が必要という。
同パークでは2009年7月から8羽を飼育。屋外の水路に囲まれた敷地で放し飼いにしているが、水路の外の通路に出てくることもあるという。
同パークの業務部長は「人懐っこいのかもしれない。巡回強化など対応を検討したい」と話している。
 



<フンボルトペンギン>
分類:鳥類・ペンギン目・ペンギン科
生息地域:ペルー、チリの海岸と付近の島々
体長:66cm~72cm
南アメリカのペルーとチリの海岸に沿って流れるフンボルト海流からこの名前がつきました。この海域は水産資源が豊富でアンチョビーのような魚やイカなどを潜水して捕食します。育児はオス、メス協力して行い、岩の割れ目や砂に掘った穴を巣とします。
グアノの採掘による繁殖地の環境悪化及び食料や油、皮等の利用のための大量の捕獲。漁業による餌となる魚の減少や動物園水族館向けの生体の捕獲による絶滅の心配されており、現代では9000羽以下になっています。

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