塗装用語 ア行

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朝日塗工です。塗装用語ア行です。参考にして下さい。
■アクリルゴム
アクリル酸エステルを主体とする合成高分子で、充填剤や架橋剤などの配合物を添加することによって、低温から高温の広い温度範囲にわたって皮膜がゴム状弾性を示すようにしたもの。
■アクリル樹脂
アクリルプラスチック、アセトン、化成ソーダなどを主原料とした重合体で比重小さく(約1.2)、硬度高く(18-20)、かつ十分な光透過性を有するので、自動車から航空機および建築物まで広く使用されている。
■上げ裏
軒先の天井部分のように、上方に設けられたもので、下から見える部分。
■足場
工事を行う場合の仮設作業床、作業員の通路などの目的で構成された木製または鋼製の仮設物。本足場、一側足場、吊足場などの形式がある。
■上塗り
中塗りの上に塗る最後の仕上げ塗り。この良否・色彩が美観・耐久性を大きく左右する。
■ウールローラー(ナップローラー)
耐水堅紙などの芯筒に繊維毛を植毛した塗装具。回転軸を持ったハンドルなどにこの筒を取りつけ毛に塗料を含ませて、手によって転がすことにより塗装する。 刷毛よりも熟練を要さず、均一な膜を塗り付けることができるので、近年非常に多く使用されることになってきた。
毛の長さ(短毛、中毛、長毛など)、毛の種類を用途や塗料の種類・仕上がり・下地の状態・性質に合わせて選択する。筒とハンドルを脱着式にしたものが一般的である。
■エアスプレイ
塗料を霧状にして噴出して塗装する塗装具。
■エアレススプレイ
塗料を高圧(60~200kg/cm2)に加圧し、小口径から噴出し、吹付け塗装を行う塗装具。
■ALC
オートクレープ(高温高圧蒸気)養生して作った気泡コンクリート。軽量で断熱性、耐火性に優れ、内外壁、屋根、床などに使用される。
■エフロレッセンス
石材やコンクリートなどの表面にできる白い結晶のこと。白華、鼻たん、擬花ともいう。
■エポキシ樹脂
1分子中にエポキシ基を2個以上有する熱硬化性合成樹脂。エポキシ樹脂は黄~褐色の粘稠な液体または固体で、分子量は300~8,000、比重1.15~1.20である。ポリアミンや無水フタル酸で架橋し硬化する。
塗料のほか接着剤、電気絶縁材料に使われる。
■エマルション
水に樹脂や合成樹脂が数μmの粒子径で分散し懸濁している状態をいう。
■エマルションペイント
エマルション樹脂を用いて製造された塗料。水で希釈でき、塗布後は水の発散によって固化し、表面にほとんど光沢にない被膜を作る。ツヤ有りもある。
■縁切り
縁切りとは、屋根材の重なり部分で塗料のたまった切片の部分を刷毛などで横方向に塗料をそぎ取り、最後に皮すきなどで余分な塗料を取り除くこと。放置しておくと漏水の原因になる可能性があります。
■凹凸模様
塗料で意識的に凹凸をつけて、豪華さや荘重さをかもし出す。
■OP
油性ペイントのことだが、最近は合成樹脂調合ペイントが主流になっている。

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