2008年 8月 の投稿一覧

報徳対智弁


日曜日に時間が空いていたので、久しぶりに家で高校野球を観ました。
兵庫の報徳学園対奈良の智弁学園の試合を観ました。
高校球児はさわやかでいいですねぇ。
先制は報徳学園、しかし智弁学園が追いつくという展開でした。
9回を終わって、4対4の同点。
10回表の智弁の攻撃は2アウトランナー2塁。
左バッターが3塁線を破り、打球はレフトライン際へ。もちろん、2塁ランナーは3塁をまわりホームを狙う。
レフトの諸沢が打球を掴むと、体勢を立て直さずに、すかさずホームへ。
ダイレクト返球で、キャッチャーミットへ。
間一髪タッチアウト!!
その裏、報徳の攻撃。ノーアウト満塁。
報徳の打者氏家は打席に入る前に、天を仰ぐ。亡き父と会話したのだろうか・・・。
初球、智弁・新田の高めの速球を振り抜くと打球はレフトへ。
浅いレフトフライ。
しかし、3塁走者の糸井は果敢にホームを狙う。自慢の俊足を飛ばし、ヘッドスライディング。
セーフ!セーフ!セーフ!
延長10回、注目の近畿対決は報徳のサヨナラで決着が付いた。
殊勲の氏家は「高めが来たら外野フライを打とうと計算して打席に入った。走者の糸井が助けてくれた。うれしい気持ちでいっぱい」。今年の5月に父の哲二さんが急逝。1回戦では2点本塁打を放っている。「1回戦は父の力。その思いで今日も打った。父に勝ったと報告したい」
勝利の流れは、直前の守備で掴んだ。ピッチャー近田の球威を考え、通常より5、6歩前に、そしてライン際へ守備を取らせた永田監督の指示。そしてその期待に応えた、レフト諸沢の美技。
直後に、先頭打者で出塁した糸井。次の打席でライト前にヒットを打った4番打者。ファーボールを選んだ5番打者。そして、犠牲フライを打った氏家。
「逆転の報徳」と称される粘りの伝統は、初戦に続き2試合連続サヨナラ勝ちをおさめた。まさしくチーム一丸の勝利だった。

姫路お城祭り

おはようございます。朝日塗工です。先日姫路お城祭りにパレードに参加させて頂きました。姫路城の歴代城主の、池田輝政に指名されました。
2時間前から、武士?の服装に着替えさせられました。着物は、かなり強く締めつけるので苦しかったです。先輩は、ビールを一杯ひっかけてから着物をきたので、顔が青ざめていました。
パレードは無事終了後したのですが、武士?の格好で携帯電話をしていたら、女子高生に激写され、爆笑されました。流石に、武士と携帯には違和感があったのでしょう。
さて、姫路城は地元の世界文化遺産ですが、意外と、池田輝政について知らなかったので、少し調べてみました。
池田 輝政(いけだ てるまさ)は戦国時代末期から江戸初期にかけての武将・大名。姫路城を現在残る姿に大規模に修築したことで知られます。
1564年、池田恒興の次男として尾張国(愛知県西部)に生まれた。
織田信長に仕え、1579年の花隈城攻略の時には、その活躍ぶりから信長より感状を授けられ、本能寺の変後は、父兄と共に羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)に仕える。
1584年の小牧・長久手の戦いで父・恒興と兄・元助が戦死したため、家督を相続し、その後も佐々成政征伐など秀吉の主要な合戦の大半に従軍した。
1590年、三河国吉田(愛知県豊橋市)に15万2,000石を与えられた。田原城(愛知県田原市)、牛久保城(愛知県豊川市)を支城にし、近くの二連木城(愛知県豊橋市)を廃城にした。
恒興の戦死後は準・豊臣一族として遇され、羽柴侍従の称号を授かっている。また、秀次事件に際しても輝政の妹である秀次の正室・若御前は助命され輝政の元に送り返されるなど丁重に扱われた。
1594年、秀吉の仲介によって家康の娘・督姫を娶る。
秀吉没後は家康と懇意になり、1600年に五奉行の石田三成らが家康に対して挙兵すると、福島正則とともに関が原の戦いの前哨戦となった岐阜城攻略に参加し、戦後には姫路に大領を与えられた。そして名を輝政に改めた。その後は姫路城を大規模に改修している。
家康の娘婿であり、さらに播磨から備前などに100万石近い大領を領したということもあって、「播磨宰相」・「姫路宰相」・「西国将軍」とまで称された。この家康の娘との縁組は池田家の家格を大いに引き上げ、江戸期のみならず明治期に至ってなお池田家が繁栄する基盤となった。
1613年に姫路で急死する。享年50。輝政の死は世間では秀吉の呪いとも噂された。
着物はとても暑かったですが、普段パレードに参加することはないので、良い思い出になりました。

室内の塗装

施工前

完成

■落ち着いた雰囲気の和室に
■アクセントを加えて個性的に
反射率50%の落ち着いた雰囲気の和室を、アクセントに強い色を使うことで、個性的なイメージに変えてみました。あなたのお部屋も、色々なカラーを使って個性的で過ごしやすい空間に変えてみませんか?
室内の塗装・塗替え・防水は朝日塗工へ。

ワビ・サビ

ワビ・サビの境地を表した「わら屋に名馬つなぎたるがよし」という言葉があるそうです。茶道の初祖である珠光が「わび・さび」というのはどういうものかを述べた言葉だそうです。
普通、名馬がある武家の屋敷の厩(うまや)はわら屋ではなく瓦が葺いてあったそうです。しかし珠光は「わら屋に名馬つなぎたるがよし」と言っているのです。
これは何を言いたいのかというと、今は武家として立派な屋敷に住んでおり、瓦が葺いてある厩に名馬をつないでいたとしても、やがて落ちぶれて屋敷を手放し、藁屋に名馬をつなぐようになりうることもある。そうなった時に、昔はよかった、立派な屋敷に住んで瓦の葺いた厩に名馬をつないだものだ、と思いかえしてしまいます。
しかし、昔に戻りたいものだなぁ、などとクヨクヨせずに、人生は、もともと不如意なものであり、自分の思い通りにはならないものだと思い、不平不満を言わずに、「あるがまま」「そのまま」でいいと覚悟することが大切である。自分が置かれている現実をしっかりと肯定することが、ワビ・サビいうものである。ということを言っているのだそうです。
そもそも、思い通りにしよう、などと考えるのは人間だけではないでしょうか。犬にしろ、猫にしろ、雀にしろ、鳥にしろ、生きとし生けるものすべては、思い通りにしようなどとは考えません。ただ生きている、生かされているのではないでしょうか。
「色即是空」。思い通りにしようとすれば、いろいろなストレスが発生します。これが「色」です。
しかし、そのようなストレスは人間が勝手に抱えているものであり、だれがどんなストレスを抱えようと抱えまいと、そのことに関係なく、朝になれば日が昇り、夕方には日が暮れ、夜になれば月が輝くように、毎日が同じように過ぎていくのではないでしょうか。

塗装用語タ行

兵庫県姫路市の塗装・防水業の朝日塗工です。おはようございます。
塗装用語タ行です。参考にして下さい。
■だめ
工事や図面などがほとんど出来上がったが、まだわずかに残った未完成部分をいう。
■だめひろい
だめを拾い、完全に仕上げてゆくこと。
■単層
中塗り・上塗りまたは上塗りのみの工程のうち、同一材質で仕上げた塗膜。
■中性化
セメントモルタルやコンクリートの硬化したものが大気中の炭酸ガスに作用されてアルカリ性を失って中性となること。
■チョーキング
白墨のチョークからきている。
塗膜表面に紫外線・温度・水などが長時間作用して、樹脂分解や顔料変質を起こし、ついには塗膜からこれらの主として白色を呈する劣化物が脱離して、表面に付着した状態になる。塗膜が長時間、環境の劣化外力によって変質することは、程度の差こそあれ避けられないが、外装材の場合、特に紫外線によって短時間での現象が発生するのは望ましくなく、樹脂の顔料の選択によって、できる限りゆっくりと進行するようタフに品質設計する。
■テクスチャー
生地、きめ、感触。
■透湿性
水蒸気の透過性のあること。
■塗装間隔、放置時間、間隔時間、塗り重ね乾燥時間
JASS18塗装工事では放置時間、JASS23吹付け工事では間隔時間で、工程内・工程間・最終養生の3種類があり、これが一番工程管理上は望ましい。他は俗称である。
塗装吹付け上、一つの工程が終り、つぎの塗装吹付けにかかるまでの必要間隔時間をいい、通常、~以上(~以内と反応形では幅を設定する)と表現する。
なお吹付けで工程内とは、上塗り2回塗りのときの1回目と2回目の間隔をいう。一般に20℃時のものを表記し、低温では長くなるのがふつうである。
■塗付量、所要量
性能・仕上げを発揮するに最低限必要とする量を塗付量(一般にkg/m2)という。これにロス見込み量を上積みしたものが所要量(kg/m2)。吹付け工事で用いる。塗坪m2/缶は施工業者の見積り目安のためにいわれる。塗付量は接着剤などで用いられる。
■取合い
構造物などの接合部のこと。

8月はオレンジ色

おはようございます。朝日塗工です。8月は太陽がギラギラ、夏真っ盛りです。今月は陽光にちなんで、橙(オレンジ)色について調べてみました。
橙(オレンジ)は、情熱の赤と明るさの黄を混ぜ合わせてできた色です。赤の強いイメージが、黄色が加わって緩和され、やさしい印象を与えます。夏の陽光の色オレンジは、“笑顔が一番似合う”イメージがあります。オレンジが明るく陽気で暖かなイメージの代表になるのは当然ですよね。
オレンジが好きな人は、開放的で陽気な暖かい心をもち、家庭的なひとが多いとされています。反面にぎやかすぎてうるさいといわれることもあるそうです。気分が落ち込んだときには、オレンジ色のシャツで出かけましょう。きっと、ラテンの笑顔になれますよ。
橙(オレンジ)の仲間に茶色(ブラウン)があります。茶色と言えば、地球の大地の色であり、また樹木の幹の色です。そして、もうひとつ大事なポイントは、私たち日本人の肌がベージュと言われる茶系です。人間は、自分の身近なものに心を開き、異質なものに抵抗を感じる傾向があります。
近年の建築様式では減少していますが、木をたくさん使った和室が、様々なストレスを抱えて生活している私たちの心をやすめてくれます。和室が違和感なくとけ込める空間になっているのも、その色のせいかもしれません。
ところで、私たち日本人の肌色の反射率はいくらだと思いますか?答えは50%です。和室には、柱や障子の桟、天井などに木材が使用されています。この木材の色(着色しない本来の色)も反射率がだいたい50%です。
さらに、一般的に使われる畳の色やベージュ系の壁の色も反射率が50%位です。だから日本人には和室が、一番落ち着ける空間なんですね。ちなみに、どの部屋でも壁の色を反射率40%~60%にすると快適な空間になるので、あとは部屋の用途に合わせた色を選べば良いのです。
オレンジ色の食べ物は、人参、かぼちゃ、みかん(オレンジ)、柿、トンカツ。茶色の食べ物は、チョコレート、コーヒー、ステーキ、ビール、味噌汁、肉じゃが。
オレンジと茶色は、味覚をそそる色として食卓には欠かせない色です。実験でも、スペクトルの赤~オレンジの部分が最も食欲を刺激すると言う結果がでています。オレンジと茶色は、私たちに安らぎと食欲をもたらします。
食卓をオレンジと茶でいっぱいにして夏バテを跳ね返し、元気で秋を迎えましょう。